初見の練習法⑨-1
初見の練習法⑨-1「レッスンの役割」
ほんとの始めの導入期、
習いたての小さなお子様に対して
「初見」を練習しますよ、とは言いませんが
レッスン初回で
真ん中のドを教える段階から
もうレッスンでは初見力(譜読み力)を
意識しています
ドの音だけが3つ並んでいる楽譜
簡単に弾けるでしょうが、
弾けるかどうかが問題ではありません
いくつあるから何回弾くのか
目でキャッチしながら弾いてもらいます
数えてから弾かせてはいけません
子供が全体を見る前に
私が指をさして子供の目を誘導します
もし理解しにくい場合には
先生の真似してね、といって弾いたものを
そのままコピーして弾いてもらうのですが
そのあと必ず、再度楽譜を指さして
同じことを弾いてもらいます
「目を先に送ること」を初めに定着させれば
新しく音を覚えるだけで
スムーズにテキストは進んでいきます
長くなりましたがまだ書きたいことがあるので
今回は次回に続きます
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