楽器の選び方 デジタルピアノ編
楽器が必要な理由 〈楽器の選び方③〉
電子ピアノ、
最近とても性能が良いものがあります
私の自宅にあるものは
ヤマハのN1というモデルで65万もしました
アプライトではなく
グランドピアノのタッチを再現できるという
画期的なモデルです
電子ピアノは値段も幅が広く
1万円台のものから
このようにアプライトが買えてしまうようなモデルまであります
けれどもいくら高価で画期的なモデルでも
絶対に必ず、付いてくる致命的な欠点は
「音量をメモリで調節できること」
メモリで調節「できる」便利だと思いますか?
逆です、これこそ、タッチよりも音色よりも、
何を差し置いてもどうしても避ける事ができない、電子ピアノの致命的な部分です
音量というのはピアノの命、全ての要です
ピアノの音量というのは一定です
持ち運べない楽器の代表なので
どこへ行っても自分の力加減だけで演奏しなければならない楽器です
どれくらいの力加減で鳴らすのか
メロディと対旋律のバランスの差は
どれくらいで鳴らすのか
全て、アナログ。その人の指の力加減だけ。
それがボリュームのつまみ(目盛り)で変えられてしまうということは、
どれくらいの力加減で指を下ろすのか、全く記憶ができません
住宅環境によってピアノが置けず
電子ピアノで練習をされる場合は
この致命傷をよく理解したうえで、
出来るだけ本物のピアノの音量に合わせたボリュームに設定して練習しましょう
そして夜であろうと朝であろうと、
なるべく変えない方が良いです
といっても
電子ピアノなのでそれが利点ですし、
あべこべな話ではありますが…
あくまでもピアノとの違いからの説明です
そして以下の点も、ピアノの前にいる時と同じように揃えます
・目線・椅子の高さ・足の位置・手のフォーム
電子ピアノだからといって
電子ピアノ用のポジションやフォームになってはいけません
ピアノ、それも出来ればグランドピアノをイメージした姿勢を取って練習しましょう
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