初見の練習法⑨-3 導入期の譜読み
初見の練習法⑨-3 導入期の譜読み
前回の続きです
楽譜を頭に入れて弾く子は
とてもよく練習をする子です
よく練習するし、楽譜通り弾けているのに
この状態を「良くない」
と指摘するのですから
言葉は選んで
丁寧に説明していく必要があります
ただ、だからそうなる前に
楽譜というのはこうやって見るという
「正しいフォーム」をしっかりと覚えてから
帰ってもらう、
というレッスンをしなければいけません
レッスンでの役割はとても重要です
①子供が音を鳴らす時には「先生のお指を追いかけてついてきてね」と言って、半拍前を指し続ける
②じゃ今度は先生のお指がなくてもちゃんと自分のお目めで見られるかな?と言って離れて見守る、様子を見て出来なければまた指で誘導してあげる、そして様子を見てまた離れる
レッスンではこの繰り返しです
全て意図的にやっている事です
そのうちに、
ちゃんと目で追えるようになります
必ず、自分で楽譜を読んで
自分の力で弾けるようになります
ドレミだけが並んでいる段階が
1番早く身につきます
写真の子はレッスンを始めて
まだ2回目の生徒さんです
私がこのように声をかけていたら
空いた方の手で自分で指をさしながら
弾き始めました、かなりよい兆候です
動画に撮ってお母様にもお送りし、
家でも同じようにして頂きます
ピアノが分からないお母様でも
これくらいなら出来ますが
これくらいというか、
これが1番重要な仕事で、
逆にこれ以上の事はして頂かない方が
譜読みの面では有難いです
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