ソルフェージュとは②




ソルフェージュとは②

「ソルフェージュ」
楽譜に書かれている音楽と、
実際の音楽を結びつける勉強の総称として
使われる言葉です

ソルフェージュ能力は
楽譜から音楽を読み取るための
とても大切な能力でもあります

例えば写真(②枚目)のような複雑な譜面を
パッと見ただけですぐ弾けるだけでなく

音を鳴らさなくても頭の中だけで
正しく再現できる能力です


ソルフェージュは主に
このように分けられます
①初見
②視唱
③聴音
④リズム
⑤音楽理論

幼少期よりこれらを
少しずつ学んで訓練していけば

音感の発達、聴き取り能力の向上
そして譜読みの速さにつながっていきます

そして「フォルテと書いてあるから強くする」のではなく

楽譜に書かれている音型や音程から
「膨らむ」「広がる」といったような
表現を伴った強弱を
感覚で自然に感じられるようになります

ソルフェージュを学ぶことは
人によっては
得意不得意が分かれる分野でもあります

だからこそ幼少期に
当たり前に学ぶ必要があります

そして身についたソルフェージュ能力は
大人になってもなくなりません
自転車が大人になってもこげるように
ソルフェージュ能力は
無意識の感覚で残り続けます

私自身は、国語算数に加え
学校の教科にしてもらいたいくらいに
ソルフェージュは子供たちの将来にとって
ひとつの素晴らしい教養になると
思っています

音楽の授業を
ソルフェージュの授業にしてください
と訴えたいです

(話が逸れました)

けれども実際、
ソルフェージュが盛んなフランスでは
まずソルフェージュを習得してから
専攻の楽器を選ぶ子も多いそうですし
ソルフェージュを学べる学校が
とても多くあるそうです

また話が逸れるのでこれくらいにして

楽器を習得するには
ソルフェージュ能力は絶対に
切っても切り離せない事柄なのです

次回からは1つずつ
何を目的にどのように指導していくのかを
書いていきます



ito-piano

福井県あわら市にある音楽教室です https://itopiano.jimdofree.com/

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