ソルフェージュを始められる年齢・リズム練習初期
〈リズム練習・初期とソルフェージュを始められる年齢〉
4歳の生徒さんは
この1拍ずつのカードを使って
リズム練習からソルフェージュレッスンの
始まりです
一緒に言葉を考えて
楽しく言葉とリズムを経験します
「てんぷら」→タンタタ
「お茶」→タタ
「グラタン」→タタタン
「おにぎり」→タタタタ
「ヨーグルト」→タンタタタン
身の回りの言葉を言いながら
手で打つだけですが
リズム譜を見ながら行うことで
目を先にやることが出来ます
またタンとタタの組み合わせを
言葉のリズムに合わせて変えていくことで
耳と目が一致することを狙っています
このリズムに音がついたものが
いつも見ている楽譜になり
その辺りを一致させる
こちらの言葉がけも大切です
まだ演奏の教本に
タタが出てこなくても
ソルフェージュでは取り入れています
手で打てたものは鍵盤でも出来ますので
「ハンバーグ」と言いながら
「ド、ド、ド」と鳴らしたり
「チョコレート」と言いながら
「レレレ、レ」と鳴らしたり
色々と練習できます
ソルフェージュの目的は
音楽の文法を学ぶことなので
ただ先生の真似をするだけではいけません
本人にその意識がなくても
きちんとワーキングメモリを使って
頭と動作が一致するよう
こちら側が誘導する必要があります
そのため理解力を思うと3歳台では
真似に終わってしまうか
または正確に真似することも
難しい場合がありますが
4歳さんならスムーズです
ソルフェージュのレッスンは
曖昧では意味がないため
正確にできるまでやり直す事が多いです
ソルフェージュ能力は
目には見えませんが
ソルフェージュを勉強してきた子と
そうでない子の演奏力は
ゆくゆく、必ず差がつきます
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